respect

お盆少し前の仕事中に着信。

Bluetoothイヤホンだから、誰からの着信なのかわからないので、とりあえず当たり障りないトーンでファーストコンタクトになりがちです。

出てみると、やっぱり知らない比較的若めな感じの女性の方からでした。
あぁ、またなにかの営業の電話かと思いました。

内容だけは聞こうと話を聞いていると、ネットの記事で見たねぎのジェラートの話になり、ありますか?と。

あれは興味本位でサンプルを作ってみた時に、ちょうど取材の話を頂いただけなんです。というわけなので販売などしてないんですよ。と応対。

そうなんですね。となる

実は〇〇テレビの⬜︎⬜︎という番組を制作してる⚫️⚫️という会社なんですけど、今度そちらの方で番組の取材をする際に、ねぎ畑で散歩出来るところ探しています。と

テレビの人か!なるほど!

ロケの予定日などを聞いたうえで、ねぎ畑はあるけど、まだ定植したばかりの状況なので、たぶんイメージしてるような畑とは違うと思いますと伝えました。

そーなんですね。でもそれも新鮮でいいかもしれないです!とりあえず、来週あたりロケの下見に伺わせてください。と

それならこちらも問題なのでわかりました。
お待ちしております。となりました、、、

その後一切連絡なく、もちろん下見も来ませんでした。

別に楽しみにしていたわけじゃないです。
ねぎ畑の話は却下になったとか、色々変更になったのであれば、それはそれでしょうがないことなので、全然構わないです。
でもこちら側には行くと約束したのだから、せめて一言くらい連絡するのが礼儀だと思ってます。

しかも今回が初めてのことではないんです。
テレビ関係は大抵そうでした。

ひどいのは今年の1月の中旬ごろの予定で、夕方ニュース番組のタレントの生中継にねぎを紹介したい。と忙しい年末に連絡がありました。

年明けてからなら大丈夫かなと思い、承諾しました。
忙しかったのでメモなどとらず、口答のままロケのスケジュールを確認し、頭の中で整理して覚えていました。

この事を家族に報告したら、子供は喜んでいました。
当日の仕事の都合もつけ、ロケに備えて待っていました。

かなり緊張しながら。
テレビに取材して貰うことはとても有難いけど、すごく苦手なことだから上手くやれるかと物凄く不安になりながら待っていました。

ところが結局予定日になってもロケ来ませんでした。
連絡もありませんでした。
ロケの予定を聞いた時、メモを取らなかったのでロケの日程が曖昧な部分はありました。
自分の記憶が正しいのかも不安でした。
がっ!
でも確かに、ロケに来ることと、日程を確認したことは間違いないことだったので、ロケが来ることは間違いないと思っていました。

結構ショックだったかもしれないです。
テレビに出れなかったことじゃなくて、そこまで話が進んでても何も連絡してこないんだと、そういう扱いなんだということに、、、
テレビってやっぱりそういうところなんだと実感しました。

まあ、これまでも下見に来て、本決まりになったらいついつ来ますと言って帰られますが、その後なにも連絡なく日々が過ぎていく。というのがいつもだったので、
この業界はそういうものなんだと前々から思ってはいました。

でも今回もその前も、来ると約束をしているのだから連絡の一本くらいするのが筋ではないかと思います。

テレビで取り上げもらえることは、世間に与える影響も大きく、反響もすごいので、とても有難いことです。
でもこれからもこのような対応だと、こちらもどのように対処していいのかわからなくなってしまいます。

まあ、取材を懇願されるくらいの存在に農業界でなれ!ということもかも。

でも、もしそういう存在になれたとしても、決して驕らず、謙虚な姿勢で対応したいと思います。

リスペクトを忘れません!

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