お知らせ

株式会社和合堂 設立のご報告

大変遅くなりましたが、このホームページをご覧の皆さまにご報告があります。

もうお気づきの方もおられるかと思いますが、この度「葱や けんもち」は事業の成長と未来を見据え、これまで個人事業として運営してまいりました農業活動を、
2025年4月8日付で『株式会社和合堂』として法人化いたしました。


法人化の背景と想い、和合堂の由来

農業を始めてから約10年。
地域の皆さまをはじめ、多くの方々に支えていただきながらここまで歩んでくることができました。
そして今、次のステージに進むために、組織としての体制を整える必要があると感じ、法人設立に至りました。

和合には、「分け隔てなく誰とでも仲良くすることである。 和合することでお互いが融和する。 融和することで慣れ親しみ合いお互いの信頼関係が生まれる。 こだわりがなく心を明るく持つことが明朗である」という意味があります。
この意味に共感し、農業を軸にしながらも、地域とともに発展し、笑顔を生み出す存在でありたいと考えています。

そしてこの法人名にしてよく質問されるのが、社名の由来です。

少し長くなるかもしれませんが、お付き合いください。

和合堂――この名前にピンとくる方は、もしかすると僕と同じようにスノーボードに熱中していた世代かもしれません。

当時、僕が夢中になっていたスノーボードグループ「ファーストチルドレン(以下FC)」。そのFCをサポートしていた長野のスノーボードショップが「和合堂」でした。
FCをきっかけに和合堂を知り、その名の由来や意味に触れるうちに、自然と強く惹かれるようになりました。「和合」という言葉に込められた、人と人が隔てなくつながり合う姿勢に共感し、いつか自分も、そんな場所をつくってみたい――そう思うようになったのです。

和合堂は10年ほど前に閉店し、その後は2代目の方が名前を引き継いでいましたが、近年では使われていない様子でした。法人化の話が進む中で、「この名を自分が受け継げたら」と強く思い、意を決して先代に連絡を取りました。思いを伝えると、快く了承いただき、さらに憧れだった初代オーナーにも背中を押してもらい、無事に「3代目 和合堂」を名乗らせてもらえることになりました。

この名に恥じぬように。
そして、快諾してくださった初代・2代目が、「譲ってよかった」と思えるように。
和合の心を胸に、これからも精進していきます。

以上が和合堂という名の由来と、経緯です。


事業内容について

和合堂では、引き続き深谷ねぎを中心とした農産物の生産・販売を主軸としながら、
直売所での対面販売や、地域に密着した取り組み、さらに副事業として
奥さんがハーバリウム教室などの地域交流活動も行ってまいります

法人名は和合堂になりましたが、これまでの「葱や けんもち」はネット販売、直売、無人販売所等の野菜ショップの名称として、今後も活動していきますので、どうぞよろしくお願いします。

農業に携わるすべての方にとって魅力的な職場であること、
そしてお客様にとって「また買いたい」と思っていただける商品をお届けすることを大切に、
スタッフ一同、より一層努力してまいります。


最後に

まだまだ小さな法人ではありますが、
今後も“和合”の心を忘れず、地域に愛され、必要とされる存在を目指してまいります。

今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年6月吉日
株式会社和合堂
代表 剱持 哲信

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