鼻茸日記②〜良い兆しだけど、原因はわからず〜

途方に暮れそうになっていた年末に一筋の光明が見えました。

藁にもすがる気持ちで探した耳鼻科に行ってみました。
そこは自宅から1時間くらいかかる県外の耳鼻科でした。
年末だったこともあり、もうすでに受付時間ギリギリでしたがまだまだ患者さんがたくさんいました。

新しい耳鼻科なので期待と不安がありました。
この頃になると説明がしやすいようにお薬手帳をちゃんとつけるようになっていました。

お薬手帳をもとにこれまでの経緯を説明して診察して貰いました。
でも鼻の中を診てもらっても、毎度言われる鼻腔が狭いことを指摘されるくらいでした。
鼻のレントゲンを撮っても少し副鼻腔炎気味くらいで決定的な原因は結局解らずじまいでした。

でも最後に綿棒で鼻の鼻腔を広げ、鼻の中を吸引してもらう処置をしてもらうと、なんとビックリ鼻が通るようになりました。(長い綿棒を奥まで入れるのでまあまあ痛いんです)

これはめちゃめちゃ嬉しかったですね。
ここに物凄く希望の光を感じました。
原因はわからなかったけど、この耳鼻科を信じて通い続けることに決めました。

最初は2週間おきで通院し、薬も効いているのか通う度に段々と良くなっているように感じました。そのため2週間おきが1ヶ月おき、最終的には2ヶ月おきで大丈夫になるほど回復しました。

が、そこまで良くなっても原因はハッキリとは言われず、不安だったので思い切って聞いてみました。

返ってきた答えは
「何かしらにアレルギーかな」という結果わからないというものでした。

ちょっとがっかりしましたが、今の状態には満足していたので、このまま薬と通院で症状出ないなら一生それでもいいやと本気で思っていました。

嗅覚味覚障害が出始めたころ、自分で調べた時には「鼻茸」が1番怪しいなと思っていましたが、耳鼻科の診察でわかるとネットでは記載されていたので、4件まわってみて、ちゃんと鼻の中まで見てもらっているけど鼻茸と言われないということは、鼻茸ではないんだと確信していました。

なのでより、何かしらのアレルギーなんだと本気で思い込んでいました。
アレルギーだから完全に治すことは難しいと思い、症状も安定していたので、これ以上の治療方法を見つける気にもなっていませんでした。

でも1つ最大の不安が心の片隅にありました。
それはもし今の治療方法で症状を抑えられなくなったら、どうしようという不安です。
原因がわからないということは、今の治療方法が合わなくなる場合もあるのかなと段々思うようになってました。
その場合、違う方法があるのかどうなのか?あっても効くのかどうか?

1番の恐怖はまた全く嗅覚味覚がなくなってしまうことです。
最初の頃のようには絶対に戻りたくないとずっと思っていましたが、その当時は今すぐに薬が効かなくなったりはしないだろうという過信もあり、不安はあったけど、結構楽観視していました。

今思えば、もっと積極的に原因追求するべきで、もっと医者にも意見を言うべきだったと反省しています。
素人だから遠慮するべきではなく、素人だから色々恥ずかしがらず聞いてみることも大切だと実感しました。
医者からしたら、素人のくせにと思われるかもしれないけど、医者だからといっても見立てを間違える、見足りない部分もあるはずなので、自分の身は自分で守るじゃないけど、しっかり自身が納得いくようにしないといけないと勉強になりました。

もし、という不安を感じ始めてからしばらくして
この不安は現実のものとなってしまいました。

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