鼻茸日記④〜ようやく判明〜
7月19日
鼻・副鼻腔クリニック大宮初診当日
場所は大宮駅方面だったので、道路の混雑状況も考え予約時間の1時半前には家を出ました。
でも予想以上に道路が混んでいたので、結局時間ギリギリでした。
予約なので少し待つ程度で診察に呼ばれ、これまでと同じようにお薬手帳を見せ、今日に至るまでの経緯を説明しました。
そして診察台に仰向けになり、鼻の中を診てもらいました。
その結果「鼻にポリープがあるよ」と言われました。
「いわゆる鼻茸ね」
「あと片方鼻腔が狭いね」
鼻茸かー?
でもここで疑問、これまでも4件の耳鼻科で診察してもらって鼻の中も見てもらっているのに、今まで1度たりとも言われなかったけど、、、
この疑問をそのまま質問してみました。
そうすると、
「あー、奥まで見てないんだよ」
そんなことあるー!!!(心の声)
ようやく原因判明!
それだけでもとても嬉しかったし、治療が出来ることの安心感がありました。
まだ診察は続きCT検査もしました。
そして手術で鼻茸を切除するか、薬での保存療法にするかの選択になりました。
その際、話が出たのは鼻茸には好酸球副鼻腔炎と呼ばれる難治性の鼻茸があること。
初めて聞く病名ではありませんでした。
自分の病例を検索している時によく目にしていた病名でした。いっときは自分もそうかもと思っていたけど、鼻茸じゃないから違うと思っていた病気でした。
鼻茸ということはそういう可能性もあることを意識しました。
その判断は切除してみて病理にまわしてみないとわからないので、ひとつの可能性としてあるということでした。
もしその場合は手術しても、しばらくするとまた元に戻ってしまう可能性が高いし、術後投薬が終わるとすぐに戻ってしまう人もいれば、何ヶ月後発症の人もいるしで人によって違うけど、手術をしても意味がないこともあるけど、手術してみる?
そんな感じの問いかけだったと思います。
そういわれると不安もありましたが、手術一択しかないと思い決断しました。
手術日は10月20日に決定しました。
あと3ヶ月先か、、、ながい、、、
その頃は嗅覚も味覚もほとんどしない日が多かったので、手術までの3ヶ月大丈夫かなと不安になりました。
手術日までの薬の話にもなり、最初は特になくてもいいよと言われたけど、そんなわけにはいかないと食い下がり、鼻炎用の飲み薬とこっちはちょっと渋られたけど点鼻薬の「リンデロン」も処方してもえることになりました。
手術までの希望の星はリンデロンでした。
そして術前検査も済ませ帰路につきました。
この帰り道、めちゃめちゃ混んでたので2時間半くらい掛かって帰りました。
次回は9月26日の麻酔の説明でクリニックに行く予定になってました。
診察日以降はリンデロンがあったので、徐々に嗅覚味覚も戻ってきました。
でもこれまでのように劇的な回復ではなく、なんだか微妙な効き目でした。
それでも食事もお酒もある程度楽しめるようになってきていたので、とりあえずは手術日まではなんとかなりそうだなと思えるようになってきました。
8月は家族行事も仕事も忙しくあったりと、色々バタバタ過ぎ行きました。
なんだかんだで割とあっという間に、9月26日の麻酔説明日になっていました。
この頃になると鼻の調子も良くなっていました。
ひと通り麻酔の説明と再度手術の説明を聞き、後の1ヶ月の薬の説明になり術前2週間前からステロイドの飲み薬の投薬があるということでした。
この日の説明で不安なことが増えました。
それはコロナでした。
コロナに罹ると手術は延期なることは初診日に説明されていたので知っていました。手術直前になると延期になると、この時は理解していました。
でもよくよく聞くと、コロナに罹ってしまうとそれから2ヶ月は手術出来ないということを知りました。
そうなるともうこれ以降コロナになると延期というリスクが増えました。
1歳児のいる我が家では結構ハードル高めでした。
これまでも何度も発熱で検査受けに行っているので、これはかなり不安でした。
2019年から数々のハードルを越えてようやくここまで辿り着いたけど、最後の最後にまあまあ高いハードルが出来ました。
とまあ、毎日ドキドキしていたけどなんとか手術日までこれました。
最後の2週間はステロイドの薬のおかげもあり、鼻が調子悪くなる不安もなくお酒も楽しむことも出来ました。
あとは手術とその後の回復を待つだけでした。
そんな期待と希望と術後の不安を持って早朝6時前に自宅を出発してクリニックに向かって行きました。