ご無沙汰しております。
今年ももうすぐ、ねぎのトップシーズンを迎えます。
しかし今年は例年に比べて生育が遅れ、販売開始が予定よりも遅くなってしまいました。
販売をお待ちいただいている皆さまにはご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
思うようにねぎを育てることができず、日々悩み、苦しんできました。
正直なところ、今年は販売時期が近づくことが憂鬱で、販売準備に気持ちが向かず、
「まだ時間がある」と自分に言い聞かせて、いろいろなことを後回しにしていました。
ですが、結局それが自分の首を締めていると気づき、反省しました。
このような時こそ、しっかりと準備し、誠実に対応しなければ、
購入を待ってくださる皆さまにさらにご迷惑をおかけしてしまう──
ようやくそのことに気づくことができました。
法人化してからは、背負うものや責任の重さを日々痛感しています。
「少し調子に乗りすぎたのではないか」と後悔の気持ちがよぎることもあります。
「すぐに潰れたら格好悪いな」とか、そんな体裁ばかり気にしてしまう自分もいて、
本当に自分は小心者だなと思うこともしばしばです。
それでも、先日農業経営の勉強会で発表した中期事業計画に、
和合堂で初めて迎えた従業員を招いて、自分の考える未来を伝える機会がありました。
自分の想いが伝わったことで、少し気持ちが前を向くようになりました。
すべてが計画通りに進むとは思っていませんが、
少しずつでも理想に近づけるように、
まずは目の前のことから誠実に取り組んでいこうと思います。
すでに来期の作付けも始まりました。
今年の経験を確実に次へとつなげ、どんな状況でも安定した生産を行い、
来年の今頃にはトップシーズンを楽しみに迎えられるよう努力していきます。
今シーズンはご希望に添えずご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、今年はねぎの価格および送料が昨年より上がっております。
ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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